文化財保護

発掘風景の画像土飛山館跡調査風景

 文化財は、私たちの祖先が大切に守り伝えてきたものです。郷土の歴史・文化の研究に欠かせないだけでなく、先人の暮らしに思いを馳せるなど豊かな想像力の礎にもなります。文化財の保護のため、次のようなときは大館郷土博物館(TEL: 0186-43-7133)へご連絡をお願いいたします。

  • 土器や、その一部と思われるものなどを発見したとき。
  • 古い文書、絵図、写真などの記録を発見したとき。
  • 文化財が壊れているなど、異常を発見したとき。

 

埋蔵文化財(まいぞうぶんかざい)について

 地下や水底などに埋もれていて、通常は目に触れない状態にある文化財のことを埋蔵文化財といいます。
 埋蔵文化財には大きく分けて、過去の人間の生活によって土地に掘り込まれた、住居跡・貯蔵穴・墓穴などの「遺構(いこう)」と、土器や石器などの「遺物(いぶつ)」があります。
 これら遺構・遺物が分布している地域を「遺跡(いせき)」といいます。
 現在、大館市内には約290カ所の遺跡が確認されていますが、このほかにもまだ発見されていない遺跡が地中に埋もれていると予想されます。

埋蔵文化財保護と文化財保護法

 埋蔵文化財は、文字や絵図などの記録が残されていない時代の歴史を知ることができる、貴重な文化遺産です。また、記録が残されている時代についても、埋蔵文化財を検証することで新事実が判明する場合があります。
 埋蔵文化財の保護については、国民の文化的向上のために文化財の保存や活用を図ることを目的に制定された「文化財保護法」という法律のなかに定められています。
 保護法では、文化財を「わが国の歴史、文化等の正しい理解のため欠くことのできないものであり、且つ、将来の文化の向上発展の基礎をなす」(保護法第3条)としています。
 そして、「一般国民は、政府及び地方公共団体がこの法律の目的を達成するために行う措置に誠実に協力しなければならない」(保護法第4条)とあるように、文化財の保護には、政府・地方公共団体だけでなく、国民皆さんの相互理解・協力が不可欠であり、それがあって始めて成り立つものです。
 埋蔵文化財は、土木工事などで一度破壊されてしまうと二度と元に戻すことができません。わたしたちは埋蔵文化財を、先人の残した国民共有の財産として永く後世に残していかなければなりません。文化財の意義や理念をご理解いただき、その保護についてご協力をお願いします。

埋蔵文化財の取り扱い

 遺跡の上で土木工事などの開発行為を行う場合は、あらかじめ国に届出などをすることが義務付けられています(保護法第93・94条)。
 また、新たに遺跡を発見した場合は、現状をそれ以上変えずに、速やかに国に届出などをすることが義務付けられています(保護法第96条)。
 
従って、住宅建設や道路建設など(土を掘削するすべての事業)を行う場合は、その場所が遺跡かどうかを事前に確認する必要があります。以上のような場合は、必ず大館郷土博物館(大館市歴史文化課・埋蔵文化財係 TEL: 0186-43-7133 )までお問い合わせください。

埋蔵文化財調査報告書

 大館市教育委員会が刊行した、埋蔵文化財発掘調査報告書のPDF版を公開しています。
 なお、刊行物の著作権は当委員会にありますので、PDFファイルの無断掲載・公開はご遠慮ください。
大館市文化財報告書第1集 男神遺跡発掘調査報告書 [PDF: 13.8MB]
 第1分冊 [PDF: 6.2MB]
 第2分冊 [PDF: 7.9MB]
大館市文化財報告書第2集 大館市内遺跡詳細分布調査報告書 [PDF: 6.0MB]
 

大館市遺跡地図

 市内に所在する遺跡を確認できます。

 大館市遺跡地図

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